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Jun 14, 2012

楽譜さん、こんにちは!


4月から週1のペースで受講していた「音楽理論入門」のクラスが終了。最後の課題は、自分で短い曲を作曲し、楽譜に起こして提出すること。それを先生がクラスで初見で演奏する。このクラスを受講した理由は、楽譜の読み方・書き方の基礎を学ぶこと。単に曲を作るだけなら意味がないので、これまでのレッスンで学んだことをできるだけ使えるように、あえて使ったことのない音階、コード、そしてリズムに挑戦。

朝早くおきて仕事の前でキーボードを叩きながらあーでもないこーでもないと。曲自体は比較的すぐにできるのですが、楽譜に起こすことが大変。まだ五線譜のどこが何の音なのか、すぐにはわかりません。まるで「米粒を五線譜にひとつひとつお箸で並べるような」作業。特に音符や休符の長さ、強弱はまだいまいちわかりにくい。楽譜を書きながら、自分の課題がわかって面白かった。

クラスにいくと、いつものようにハイテンションの先生がみなを笑顔で迎える。「課題はやってきたかぁ~い。おお、やってきたかぁ、それではさっそく弾いてみるぞぉぉ」てな感じで。(それにしても初見でピアノが弾けるってすごいなぁ。中には音を聞いただけで楽曲を弾ける人もいるし。人間ってすごい。。)クラスメートは全部で4人。中にはすでにジャズコードを勉強していてテンションコードがきらきらした楽譜もあった!

時間がなくてメロディと歌詞だけ書いてきた生徒には、先生が「こんな感じでコードをかぶせるとポップぽくなるぞぉ。。これにこうしてこんな感じでこんな風にこうしちゃったりして、こんなこともやっちゃうと、こんな風になったりなんかして。。。ほらっ、ジャズっぽいだろぉ~」と。途中でコードがどのように展開しているのかさっぱりわかりませんでしたが、コードの世界の深さを肌で感じるためには十分な展開。

最後が自分の番。先生は、「ほいっ」と楽譜を譜面台におくと、間髪いれずに「さぁいくぜぇ」といった感じで、ピアノを弾き始める。

感動してしまった。。。

もちろん自分の曲に対してではなく、「自分が頭でイメージした曲を楽譜を通して先生が弾いていること」に。楽譜って「音楽の言語」なんだ、とこれまで以上に実感。自分の頭の中の世界と先生の指がつながったような感覚。ひさびさの「わぁお」でした。

その時の様子を録画した音声はこちら。(タイトルは『Off Street Cafe』)

これはまだ「曲の輪郭」をスケッチした段階なので、今後アレンジをして成長させていく予定。やっぱり、こんな感じで「曲のスケッチ」してためることも、大切なんででしょうね。スケッチは疑問やイマジネーションが入る隙間がたくさんあるので、それが好奇心の原動力になるし。

例えば、自分の中ではこの曲のベースパートは「カッカ、カッ」と刻むようなイメージでしたが、どう書いていいのかわからなかったので、上の写真であるように楽譜では四分音符を並べただけ。そのため、先生も同じ長さと強さで弾いてます。(まだ音楽の専門用語がわからないので、この辺を文章で書くのが難しい) どう書けばよかったのだろう。。ふーむ。しかし、今ではこうした疑問を解決する「方法(ツール)」がある!!つまり同じ感じのベースを刻んだ曲の楽譜を読めばいいのだ!わからない表現があれば辞書を引くように、道に迷えば地図を読むように、楽譜さんに尋ねてみればいいのだぁ。

今回のクラスで、楽譜やコードの世界の入り口には立つことができました。あとは好奇心や疑問に任せて、いろいろな音楽の世界を旅していきたいと思います。楽しみ!

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