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Jul 11, 2013

アラブ首長国連邦(UAE)とエコロジカル・フットプリント分析


上の写真は、アラブ首長国連邦(UAE)を構成する首長国のひとつであるドバイを、1991から2012年から同じ角度で撮った写真。20年の間に、まるで「街」が地面から這い出てきたようである。

このような急激なインフラ整備は、エコロジカル・フットプリント分析では、カーボンフットプリント(二酸化炭素吸収地)として表される。つまり、道路や高層ビルを建設するために使用されたエネルギー使用に伴う二酸化炭素排出量を吸収するための森林地面積の広さを示している。その極端なまでのインフラ整備の結果、アラブ首長国連邦(UAE)の1 人当たりのフットプリントは、2008年度、8.4 ghaで世界で3番目に大きなフットプリントであり、それの大部分はカーボン・フットプリントが占めることとなった。


しかし、アラブ首長国連邦の内部から、自国の自然資源需要と供給のバランスを真剣に考える動きが活発化している。例えば、UAEの研究者の中では、フットプリント(特に電力セクター)を削減するために幾つかの政策を提言したり、またWWF UAEは、多くの国民に、彼らの日々の活動とエコロジカル・フットプリントが深く結びついていることを伝えるために、動画ビデオを制作し、普及活動に努めている。


"The more you get into the Footprint, the more doors and avenues open. There are 6,000 data points that go into this indicator. Now we can take on the challenge to take this knowledge and try to really advance it on a policy level." Razan Al Mubarak (EWS -- WWF)

アラブ首長国連邦のフットプリントに関する詳しい情報は、グローバル・フットプリント・ネットワークのホームページを参照してください。
http://www.footprintnetwork.org/en/index.php/GFN/page/uae_case_story

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