村上春樹の「海辺のカフカ:KAFKA ON THE SHORE」を読み始める。この前読んだ「アフターダーク:AFTER DARK」で、5〜6年ぶりに村上ワールドに再会したのだけど、やっぱりいい。読んでいるうちに自分の世界と小説の世界が解け合うような独特のけだるさ感が好き。
英語で小説を読んでわかったことは、いままでかなり「偏った英語の勉強」をしていたということ。先に書いた食生活と同じで、やっぱりバランスが大切。
サンフランシスコから電車でオークランドに向かう途中に海が見えた。海辺のカフカをバッグにしまいながら、「もう追いかけることはやめよう」と思った。過去、現在、未来、という時間の概念を超越すれば、すべてはすでに存在する。ただ、自分がそれを正しく見ていないだけ。心と頭のチューニングがその波長に合わず、感じることができていないだけ。
サンフランシスコから電車でオークランドに向かう途中に海が見えた。海辺のカフカをバッグにしまいながら、「もう追いかけることはやめよう」と思った。過去、現在、未来、という時間の概念を超越すれば、すべてはすでに存在する。ただ、自分がそれを正しく見ていないだけ。心と頭のチューニングがその波長に合わず、感じることができていないだけ。
追いかければ追いかけるほど、追いつかない恐怖が、つまり死の恐怖がべったりとまとわりつく。もう追いかけることはやめよう。すべてはすでに存在する。
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