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Dec 29, 2010

ライオンの声が聞きたい

無性にライオンの声が聞きたくなったので、サンフランシスコ動物園へ。アパート近くのサンフランシスコ市営鉄道(通称:Muni)から約40分程離れた西海岸に位置します。(Muni運賃:往復4ドル, 入園料:大人15ドル)

最初は、「ライオンの声だけ聞ければ、あとはコーヒー飲んで、帰ろう」と思っていたけれど、最初に入った「猿のコーナー」でグルーミングしている兄弟猿のあまりのかわいさと、そしてそれを観てはしゃぐ子供達を観て、急に「動物全員に挨拶する」と予定を変更。(4時間程歩いたかな?)

マップをよく見ると、コアラの文字が!得した気分で、コアラのコーナーを訪ねてみると、お昼寝中で、3メートル程離れた所にコアラの丸い後ろ姿だけが見えた。木の上で眠ってよく落ちないもんだ。解説によると、コアラの名前はオーストラリアのアボリジニの言葉"Koober":Koola"(水を飲まない)に由来するらしい。コアラの主食のユーカリの葉は40-60%が水なので、それで水分補給の殆どをまかなうことができるから。つまり一昔の運動部はコアラである。

熱帯雨林のコーナーに入ると、目の前がかすむ。室内の湿度と温度のせいで、眼鏡が曇ったから。あまり熱さには強い方ではないけれど、自分の細胞が喜んでいるのが分かる。沖縄に近い状態だからだろうか。それにしてもカエルって、自分の体長の10倍以上飛ぶことができるんですねぇ。しかも、助走無しで。ふーむ、人間がカエルのように飛べたら、街の様子もずいぶん違うだろう。交差点をぴょんぴょん飛び越すおじいさんなんかもいるのか。小学校の先生も大変だろうな。

さてさて、お目当てのライオンコーナー。何年か前に沖縄の動物園でライオンが吠えるのを聞いた。吠えるというより、ライオンから発せられる「空気砲」を受けた感じで、金縛り状態になった。今回もそれを期待していたのだけど、1時間ずーーーーーと待っていても、ずーーーーと寝転がりひなたぼっこをしていた。待ちながら、人間以外に声の音程を意識的に変えて歌える動物はいるだろうか、と考えてみたが思い当たらない。もしライオンが、歌う事が出来たら、それはそれはすごい歌手になるだろう。

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