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Mar 7, 2011

『カルメン』と『帰郷』


(上記写真:YouTube-Carmen 3D Real IDより)

土曜日は、オペラ&ミュージカル鑑賞

オペラのほうはジョルジュ・ビゼーの『カルメン』。 といっても本物のオペラではなく実験的3D映画。ストーリや音楽そのものはすばらしかったけれど、個人的にはもう少し劇場感を前面にだしたを3Dにしてほしかった。先々週観た、3Dドキュメンタリー映画「ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー」のカメラワークのほう臨場感があってよかった(と書いたら怒られるかな?)

夜、無性に本物の劇場の雰囲気を味わいたくなったので、突発的にアパートから歩いて10分程の所にあるアメリカン・コンサーバトリー・シアター(American Conservatory theater: ACT)へ行き、ミュージカル『帰郷(Homecoming)』を鑑賞。

『帰郷』はノーベル文学賞受賞者ハロルド・ピンター(Harold Pinter)の作品で「パワーとセックス」をモチーフにしたもの。最後尾の一番安い席だったけれど、やっぱり本物はいい。

3Dが次世代のメディアの主流になるのは間違いないけれど、”ゆらぎ”のある現実が生み出す予期せぬ化学反応を楽しめる感覚は忘れたくないなぁ、と思った一日でした。

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