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Jun 19, 2011

ホセ・リーサル(Jose Rizal)生誕150周年


土曜日に、ダウンタウン・オークランドで開催された「フィリピンの英雄・ホセ・リサール生誕150周年」に参加。

ホセ・リサール(Jose Rizal)は、フィリピン独立運動の精神的支柱として活動した国民的英雄。35歳に志半ばにしてスペイン軍の手で銃殺された。医師・著作家・画家でもあるだけでなく、語学の天才でアラビア語・スペイン語・中国語・英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・マレー語・ポルトガル語・ロシア語・タガログ語やフィリピンの諸言語を自在に操り、全部で24カ国語を理解できた。(ウィキペディアより

会場では、フィリピンの伝統芸能や伝統料理が振る舞われ、ホセ・リサールさんにまつわる様々エピソードが紹介された。私が、今回のイベントで一番ショックを受けたのは、伝統芸能が明らかにスペインの影響を受けた衣装と音楽そしてダンスで構成されていたこと。沖縄や日本と違い国の文化が分断された植民地の傷跡に触れているようで、西洋とアジア、宣教師の罪、そして植民地支配について改めて考えさせられた夜でした。

もっと深くホセ・リサールのことを知りたいので、彼の著書『ノリ・メ・タンヘレ(Noli Me Tangere)』[ラテン語で『我に触れるな』]と『エル・フィリブステリスモ(El Filibusterismo)』[スペイン語で『反逆者』]を読んでみようと思う。

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