"Development without growth-that is, qualitative improvement in the ability to satisfy wants without a quantitative increase in throughput beyond environmental carrying capacity." Ecological Economics, Herman E Daly and Joshua Farley
Jul 24, 2011
「三線」と「ヒップホップ」でできた直角二等辺三角形の生活
パークレー地方に引っ越してから始めたことが二つある。それは三線とヒップホップ!
ヒップホップは、ダウンタウン・バークレー駅から歩いて3分ほどにあるYMCAでの初心者用のクラス。高校時代に、同級生のナオキ屋が学園祭?で踊っているのをみて、一度はやってみたいと思っていたこと。これまでやったことのないものに挑戦してみたかったので、親友の84のプッシュもあり、思い切って参加。
こんなに楽しいと思わなかった。先生の動きに必死になってついていくうちに、頭で考える事がストップして音楽のリズムに重なる瞬間を数回感じナチュラルハイになれた。それにしても、人間の体っていろいろな動きと表現ができるんだぁ。久しぶりに自分の体と会話をしている気がする。筋肉痛がとても心地よい。
でも、まさか自分がマイケルジャクソンやレディーガーガの音楽に合わせて踊るなんて夢にも思わなかったので、自分が自分に笑ってしまう。普段は基本的に”頭を使うだけで体は指以外動かさない”仕事をしているので、この考えずに(音楽を感じながら)体を動かすヒップホップは、生活のバランスがとれてよいな、と思う。いつか俺の好きなChariceのlouderに合わせて踊ってみたいなぁ、と夢見る日々なのである。
三線は、日系(沖縄系)アメリカ人の上運転ウエスリー先生から毎週土曜日の午前中に習っています。実は、2年前にサンフランシスコであった日系アメリカ人主催の桜祭りで、ボランティアをした時にウエスリー先生の三線と歌を聞く機会があった。その時「なんて太くて伸びのある声なんだろう!」と感激したことを覚えています。今回、バークレーに引っ越してすぐ、7月4日の独立記念日で、近くで開催されていた音楽イベントに顔を出したら、なんと偶然、ウエスリー先生もそこに!ウエスリー先生が三線教室を開いていることを知って「やるならいまだと!」飛び込みました。
三線は、20年前にちょっとだけ触ったことがあるだけ。アメリカで、日系アメリカ人のウエスリー先生から、沖縄の三線を学べるなんて最高だ。英語喉に出会ってアメリカ人の喉の音に意識をもつようになってから、音楽の好みが前とちがっています。聞こえ方が全く違うんですよね。ウエスリー先生も声も改めて聞いていみると喉からの響きが半端じゃない。昨日のクラスで、先生が「飲みこむようにして歌う」という表現を使っていましたが、まさに英語喉と同じだと深く納得。楽しくなりそうだ!
尚、上のYoutubeは同クラスとは直接の関係はありませんが、映像とアイディアがとてもかっこ良かったので使用しました。音を重ねる事によって生まれる三線の音”ゆらぎ”の中に、伝統の力強さを感じることができます。
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