会議2日目。午後2時から始まった若手研究者向けのセッションに参加。私はセッション6「総合的資源管理」で環境拡張型産業連関モデルを利用したエコロジカル・フットプリント分析とその応用事例について研究発表を行う。
今回、いくつかのプロジェクトを抱えながらも、忙しい合間を縫ってどうしてもここで発表したかった。日本は世界的にみてもかなり産業連関分析が進んでいる国だ。しかし、フットプリントが関連した分析はヨーロッパに大きく遅れをとっている。そこで、産業連関を利用したフットプリント分析のプロジェクトを今後日本で立ち上げていためにこの会議がその第一歩となれば、という思いがあった。
発表後に、何人かの研究者が声をかけてくれた。エコロジカルフットプリントに対する認識の高さを感じるとともに、今後、ともに研究を通して交流を深めていけると思う。次のステップの可能性が広がった。
また、独立行政法人国立環境研究所・循環型社会・廃棄物研究センター長の森口祐一先生に声をかけて頂けた。2年程前、私から森口先生にメールを出したことがあるが、お会いしたのは今回が始めて。
2年前、メールを通して森口先生から「国際舞台で活動するには高い語学力が必要不可欠。」というアドバイスを頂いたことがある。今回の国際会議で、森口先生が英語で議論をぐいぐいとリードしている姿をみて、あのアドバイスの意味を再認識するとともに、自分の語学力のレベルがはっきりとわかった。まだまだ私の英語力と表現力は50点未満といったところ。この経験をアメリカに戻った後の課題としてしっかりといかしていきたい。
大阪大学国際会議1日目へ
7月24日 阪大でのセミナーへ
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