これまでの研究会で一番充実したものになった。26日の記事でセミナーに参加した研究者の出身国について勘違いがあった。実際は、アメリカ(1)、イギリス(1)、イタリア(1)、ギリシャ(1)、アラブ首長国連邦(1)、コロンビア(1), パキスタン(1)、そして日本(1)の計8人。偶然にも参加者全員が異なる国から来ている事になる。こうして、異なる国から来た研究者が、プロジェクトを通して一つに成る感覚をこんなに深く感じたことはなかった。
セミナーが終わって参加者全員でランチを食べている時、ギリシャ出身の教授が私に歩み寄り「あの研究モデルを作ったのは君かい?」と尋ねてきた。何か間違いでもあったのかと思い戸惑いながら「はい」と返事すると、「これまでみたモデルの中で一番きれいですばらしいものだったよ。ありがとう」とまったく思いもよらない言葉をかけて頂いた。
変な言い方だけど、「俺も、生きていていいんだ」と感じた。
以前、筑波大学の教授から「研究に関して、褒められたことは今すぐ忘れなさい。しかし、批評や意見は死ぬまで忘れないように。それが研究を続けるために必要な心構えだ」と教えていただいたことがある。これはとても大切な心構えだと思う。しかし、なぜか物足りない気がしていた。
帰りの電車の中で、自分なりにそれをアレンジしてみた。
研究の心構え「喜びは心に、課題は頭にとどめる」
以前、筑波大学の教授から「研究に関して、褒められたことは今すぐ忘れなさい。しかし、批評や意見は死ぬまで忘れないように。それが研究を続けるために必要な心構えだ」と教えていただいたことがある。これはとても大切な心構えだと思う。しかし、なぜか物足りない気がしていた。
帰りの電車の中で、自分なりにそれをアレンジしてみた。
研究の心構え「喜びは心に、課題は頭にとどめる」
研究はやはり人と人のつながりから生まれる。今回のように自分の研究を認めて頂いた喜びを心に刻みつつ、更なる精度向上のための課題(批判・意見)は頭に『死ぬまで忘れずに」、1つ1つ前に進んでいく。それが一番自分のイメージする「幸せ」に近い気がする。ちなみに「喜びは頭、課題は心」にしてしまうと、ちょっとまずい(^^
No comments:
Post a Comment