今日、「会議」のイラストを日本語版と英語版のグーグルを使ってさがしていたら、おもしろいことに気づきました。それは検索結果から日本とアメリカ(英語圏)の「会議/Meeting」に対するちょっとした文化の違いを垣間見ることができること。
日本語版グーグル「会議」
英語版グーグル「Meeting」
両方の検索イメージざっと見比べてみると、日本の検索結果画像では、どちらかというとテーブルの上の書類を見ながらかがみかげんの人が多いのに対して、アメリカでは発言者に視線を向け椅子に深々と胸を張って座っている人が多い。日本の「会議」の画像は、どことなく「重い」感じがするのに対し、アメリカではリラックスしている、などなど。
小学校の社会科などの授業で、このグーグル検索を使って簡単な「ぷち」比較文化をやってみても結構面白いかも。各自が気づいた「違い」をどんどん出し合って、それをカテゴリー分けし、最後にその「イメージの違い」はどのような「文化の違い」から生じているのか考えていく授業。
例えば、上記の検索イメージの違いをもとにして、『このようなイメージの違いは、日本文化(会社文化)で、会議は「聞く」ことに重点をおいているのに対し、アメリカ文化では「発言」することに大切にしていることから生じているのではないか』という仮説も立てることができる。つまり「イメージ(右脳)」から「論理(左脳)」を導くいい練習。
仮説を立てることができれば、あとはそれが正しいのか、実験する方法を先生が教える(または教える事ができる人を紹介する)ことができれば最高。「魚(答え)をあげるのではなく、「釣り方(方法)」を教えてあげる。
さてさて、話は戻って「新年:New Year」ではどうだろう。
日本語版グーグル「新年」
アメリカ版グーグル「New Year」
中国版グーグル「新年」
日本「初日の出/食事」、アメリカ「花火」、中国「赤」
うーん、いろいろなイメージがあるもんですねぇ。同僚のDavidにこのことを話したらとても興味をもってくれた(^^
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