(SFMOMA homepageより)
アパートから15分程歩いた所にあるサンフランシスコ近代美術館:San Francisco Museum of Modern Art (通称SFMOMA)へ行ってきました。1935年に開館し、今年で75年の歴史をもつ。夏、週末によく芝生に寝転びながら本を読んだヤーバ・ブエナ・ガーデンのすぐ隣。(関連記事:これでいいのだ パート2)建築家マリオ・ボッタの設計による特徴的な4階建ての建物内では、20世紀を代表する写真家・アンリ・カルティエ=ブレッソン:Henri Cartier-Bressonの特別展示会や、ワインと近代美術の関係を探求した「How Wine Became Modern:Design + Wine 1976 to Now」などなど。
館内のマルチメディアも充実していて、それぞれのアートの歴史的な背景や、画家のインタビューなどがもりこまれた携帯用ガイドを、入場時に無料で借りる事ができる。(左写真:SFMOMAホームページより)
ロバート・ラウシェンバーグ:Robert Rauschenbergの「白い絵画:White Paintings」 の解説もおもしろかった。3つのキャンバスに何も書かれていない(白が描かれているというべきか)「白い絵」が、ジョン・ケージ: John Cageに影響を与え、4分33秒間、沈黙を奏でる「4分33秒」を生んだとのこと。このオーディオ・ガイドのおかげで、4時間滞在してもまったくあきなかった。尚、館内で利用できるこのマルティメディアは、インターネットからも利用可能です。ジョン・ケージの声自体がすでに前衛的だと思う(笑)
オーディオ・ガイド
ジョン・ケージ・ディスカッション(4:33について)
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