(edwardtufte.comより)
12月6日にサンフランシスコで開催されたEdward Tufte エール大学名誉教授「PRESENTING DATA AND INFORMATION: A ONE-DAY COURCE」に参加。ビジュアリゼーションのテクニックをつかって以下にデータ・情報を効果的に伝える事ができるか、様々な例をつかい、なぜこのイメージが効果的な、または失敗例なのか解説してくれた。例えば上記の添付イメージ。19世紀初頭に行われたフランス軍のロシア進軍行程がいかに悲惨なものであったかを、シビアな気候との関係性を含め、たった”1枚”の図で示している。(黄土色=行きの行程 黒=帰りの行程 幅=兵隊の数)帰りにはほぼ兵隊全員を失った事がわかる。つまり、1枚に、地理、気候、行動パターン(日時・場所)、兵隊の数の情報を表している。
Edward教授が紹介する(または作成した)他のイメージは、彼のホームページか、Google imageを検索するとすぐにでてきます。これらの図をみるだけで、ワクワクします。もはや”情報アート”の領域です。
Edward教授ホームページ「The work of Edward Tufte and Graphics press」
グーグル•イメージ
前から書いているように、このビジュアリゼーション(”見える”化)は自分の研究の1つとして位置づけている。というのも、現代のように大量な情報と複雑化した社会では、従来の方法では全体図を示すことが難しい。さらに、今日の国際問題を解決していくためには、それぞれ異なる領域の専門家が協力して問題解決を話し合う必要があり、ビジュアリゼーションがそのためのプラットフォームを提供してくれると思うからだ。エコロジカル・フットプリントも、環境問題をビジュアル化できるツールの1つだと捉えている
左の写真は、私が昔カレッジで微分積分をならった時のノート。マインドマップを利用して作成しました。今後このマップがどのように将来の研究に繋がり、そして新しいイメージを創造できるのか、楽しみです♪
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