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Jan 7, 2012

ペンギン村 in 2012

2012年度の仕事始め。最初の週を無事に終了。なかなか順調な滑り出しでした。
研究所に、新規雇用の方が4人入社して来たので、今年もまた新しい刺激をもらえそう。

グローバル・フットプリント・ネットワーク(GFN)は非営利団体(NPO)ですが、研究チーム・資金調達部・通信部・管理部など、各種専門部門をしっかりともっており、それぞれの専門の仕事に集中できる環境が用意されています。日本にいる時には、NPOは”ボランティア団体”で、すべての仕事をみんながやる、というイメージを持っていました。ですので、GFNに入社した当初は、NPOが各種専門部署を持っていることにとまどうことも。特に資金調達部があることに。

しかし、この3年間のGFNでの仕事や、またはヨーロッパ各地のNPO団体等との共同プロジェクトを通して、今では「NPOとは決してボランティア団体ではなく、特定の目的を達成するために高度に組織化された団体であるべき」という認識に変わり、そしてNPOのもう大切な役割の1つは「お金の流れを積極的に変えていくこと」だということも分かりました。

私が所属している研究チームは、現在11人の研究員がおり、出身地はアメリカ(4)、メキシコ(1)、イタリア(2)、イギリス(2)、スイス(1)、そして日本(1)と様々。いつも予期せぬ角度からいろいろな意見が聞けるので、とてもおもしろい。それに年齢の差や、出身大学、そして部下と上司の縦の関係が全くないので、まるでサッカーをやっているような感覚でプロジェクトが進んでいきます。今日入って来たばかりの研究員が、エコロジカル・フットプリントの開発者であるマーティスさんにびしばし意見をいう、ってことも当たり前のように起こります。

考えてみたら、GFNでの研究生活のことを、あまりブログに書いていませんねぇ。今年は少しずつ紹介していくことにしますね。あっ、今、思い出しましたが、短期プロジェクトでGFNにきたある契約社員の方は、初日から研究所の中をローラーブレードですーいすいと移動していました。一応「どうしてローラーブレードで滑っているの?」と聞いてみたら、「楽だし楽しいから」という当たり前の顔で「そうでしょうねぇ」という答えが。(^^ まるでのび太君がペンギン村にまぎれ込んだ感じで、仕事をしています。

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