最近よく「英語喉って何ですか?」というメールを頂きます。その時は自分が知っている範囲で教えています。こうやって質問してくれることが、とてもうれしい。「英語と日本語の音の根本的な違いは何か」という点に疑問をもつ人が増えていることが実感できるからです。
上の動画からもわかるように。明らかに英語と日本語の音は何かがちがいますよね。なぜ、アメリカ人はあのような独特ななまりで日本語を話すのでしょうか。なぜ、日本人の英語はアメリカ人にとって聴き取りにくいのか。そしてなぜ日本人はリスニングでこんなにも苦労するのか。「英語と日本語の音の根本的な違い」は何なのか?
その答えは下記の英語喉紹介動画でKazさんが説明しているように、英語は「子音+母音+子音が1つの固まり(シラブル)の音を喉を響かせて話す言語」であり、日本語は「子音+母音の音の固まり(ひらがな)を口で響かす言語」だからです。その「違いを認識」することが英語を学習する上でとても大切になります。
今から約2年前、私は自分の英語に限界を感じていました。あの頃、研究自体はとてもうまくいっていたのですが、どうしても越えられない壁を英語に感じていて。その頃は何度もコーヒーショップにいっては単語を勉強しながらも、周りのアメリカ人が話すのをずっと観察していました。「英語と日本語の根本的な違い」を探すために。
多くの英語学習の本にあるように、口のカタチや舌の位置で発音をつくっているのではない、ということは、その観察を通してすぐにわかりました。例えば、舌を巻かずにRの発音をするアメリカ人は普通にみつけることができます。
しかし、結局「根本的な違い」は分かりませんでした。ほぼ心が折れかけながら、なんとなく訪れたサンフランシスコにあるジャパンタウンの本屋。そこでたまたま手にした「英語喉」。それをぱらぱらと数ページめくった瞬間、自分がこれまで探していた答えがこれだとわかりました。嬉しかったなぁ(その時の気持ちを書いた記事「英語喉物語」)。
英語喉を知ってから確実にアメリカでの生活が変わりました。限界だと感じていた英語は、今では成長のベクトルをしっかりと実感することができます。この調子で「3ビートと喉発音」を押さえ、アメリカで研究生活を行っていけば3年以内に自分が「帰りたい場所」にたどりつけると確信しています。
英語喉の著者であるKazさんには、私が英語喉に出会った当初から本当にお世話になっています。カズさんの何が一番尊敬できるかというと、カズさん自身が英語喉のコンセプトを思いっきり楽しみ、そして成長し続けていること。それが本当の先生の姿だと思います。もしあなたが学校等で、どの先生を師事していいのかわからない、と困っているのでしたら、その時は迷わず「そのサブジェクトを本当に楽しみ、そして成長し続けている先生」を選んでください。あなたもきっと成長を楽しむことができます。
尚、カズさんは現在ワシントンDC地域に住んでおり、毎週木曜日の夜7時に英語喉のボランティア講座を開講しています。留学または仕事でアメリカに滞在している方で、英語に伸び悩んでいる方がいましたら、ぜひこの講座を受講することをお薦めします。
ワシントンDC英語喉無料講座についての詳細は
カズさんのブログ「NIPPON DREAM」をご覧ください。
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