6月30日から7月3日の3泊4日、トゥリーレイク日系人収容所巡礼プログラム(Tule Lake Prigrimage)に参加。
第二次世界大戦中、アメリカ政府は11万人もの日本人や日系人の不動産を含むすべての個人財産を強制的に没収し、収容所に監禁しました。その中で「天皇を否定できるか」「米軍のために戦えるか」という質問に対して「ノー」と答えた1万2千人の日本人/日系人を不忠実とみなし、 トゥリーレイク(Tule lake)に特別に収容したのです。今回のプログラムでは、約400名の参加者とともに、Tule Lakeを訪れ、収容所跡地を巡り、収容所の歴史を学びました。Tule Lake は、オレゴン州とカリフォルニア州の境界線付近、サンフランシスコからバスで7時間ほどの場所に位置します。
一世・二世・そして三世の世代間、または収容所以前に財産を多く所有していた方とそうでない方の貧富間で、収容所生活の受け止め方の違いを知り、歴史を語る際の、多重構造を強く感じた。
たくさんの本を読んだとか、今回の巡礼の旅の間、沖縄戦を生き抜いたお年寄りの方の声が無性に聞きたくなった。太平洋を越えて繰り広げられた歪んだ歴史。
尚、Tule lake巡礼の旅は通常隔年で行われ、次回は2014年に予定されています。
詳細は、「トゥリーレイク委員会(Tule Lake Committee)」のホームページを参照ください。
http://www.tulelake.org/


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