エコロジカル・フットプリントに関してはこちら(ブログ内リンク)
英語喉に関しては、私のもう1つのブログ「英語喉物語」
私の近況または写真フェースブックをご覧ください。

Jun 8, 2013

グローバル・フットプリント・ネットワーク(沖縄支部):「関心」から確実な「行動」へ

6月1日付けで、日本(沖縄)を本拠地にし、グローバル・フットプリント・ネットワーク(GFN)の業務を行うことになりました。業務内容は、これまでのように、研究者として「環境拡張型産業連関分析を応用したエコロジカル・フットプリント分析」をもとに、1)政府・企業・家計の消費活動、2)産業別の生産活動、3)貿易に伴う各国間の相互依存度をエコロジカル・フットプリントの観点から分析を行います。

いま参加しているプロジェクトとしては、フィリピン、ロシア、アメリカの地方レベルのEF分析、日本においては経団連自然保護からの助成をうけ「日本とASEAN諸国の依存関係」を分析するプロジェクト等があります。

さらに今後は、上記研究の仕事とともに、「アジア・日本地域のプロジェクト推進活動」が加わりました。これが、今回、グローバル・フットプリント・ネットワークが沖縄支部をスタートさせた理由です。

2012年度の「ブループラネット賞」をエコロジカル・フットプリントの開発者であるウィリアム・リース教授およびマーティス・ワケナゲル博士が受賞したこと、WWFジャパンとの共同プロジェクトとして出版された「日本のエコロジカル・フットプリント・レポート」、そしてこれまでの日本の政府レベル、企業・研究所、NPO・一般で培われてきたEF研究の積み重ねが、日本におけるエコロジカル・フットプリント分析のさらなる関心を支えています。

つまり、この確実な「関心」の高まりを、確実な「行動(プロジェクト)」に育てていくことが、これからの私の活動のひとつとなります。(研究とプロジェクト推進の時間的割合は 7:3)

これまでGFNのプロジェクトを通して、日本だけでなくアジア、そして世界の研究者が繋がることの醍醐味・躍動感を思いっきり味わってきました。

これからは、ここ沖縄からアジア・日本地域のプロジェクトを推進していくことを通して
世界中の多くの人を繋げる活動ができるなんて、最高です。

たくさんの仲間たちと一緒に、自分のできることから一歩一歩確実に、
そして時には大胆に前に進んでいきたい。

これからも宜しくお願いします。

伊波

No comments: