(出典:産業エコロジー(産業生態学)とは)
同僚の研究員、Bradが以前から、よく産業生態学:Industrial Ecologyの話をしてくれたけど、いまいちピンとこなかった。でも、今回の大阪国際会議で、この分野への理解が深まり、改めて調べてみたら、産業連関分析、ライフサイクル分析:Life Cycle Analysis、物質フロー解析:Material Flow Analysis等を通して産業物質代謝を考えていくあたりは、まさに自分の興味とぴったりではないか!最近ではエコロジカル・フットプリント分析も、そのツールとして応用しているし.... 勉強不足でした。
Handbook of Input-Output Economics in Industrial Ecology (Eco-Efficiency in Industry and Science) by Sangwon Suh (Editor)
Hardcover: 884 pages
Publisher: Springer; 1 edition (June 2009)
Language: English
ISBN-10: 1402040830
ISBN-13: 978-1402040832
以前から出版されたら読んでみたいと思っていた本。幾つかの関心ある論文が掲載されていたことが理由でしたが、よくよくタイトルをみたら、Industrial Ecologyと書かれているではないか... 執筆者の一人は、昨年ニューヨーク(トロイ)でお会いしたレンセラー工科大学:Renssealer Polytechnic InstituteのFaye Duchin教授の名が....
さらに、先日お会いした国立環境研究所の森口祐一先生も、ISIE(産業エコロジー国際学会)の理事....
これまで、よく分からないまま前に進んで、ケガばかりしてきたけれど(毎日ですが...)、知らないうちにひとつひとつのキーワードがつながってきている。”点が線”へ
これまで、よく分からないまま前に進んで、ケガばかりしてきたけれど(毎日ですが...)、知らないうちにひとつひとつのキーワードがつながってきている。”点が線”へ
と、いうことで今日1時間悩んだ末、アマゾンでその本を購入しました。高いんですよ....2万7千円。研究に関する事は、将来への投資だと考えていますが、ちょっとこれは高いなぁ〜、パソコンの前で「あーでもない、こーでもない」と渋っていましたが、結局
(1)読みたい時に読むことが、一番知識を吸収できる
(2)Bradも購入したので、一緒に学ぶほうが効率的
と、いうことで「購入」ボタンをぽち。
でも実際のところ、上記の理由は、自分の頭を納得させるためのもので、心では「買う&読む」と決まっているんだよね。”心”と”頭”のささやかな、かけひき
さあ、ケガをおそれず、次の場所(点)へ
以下は、本書の解説(アマゾンより):
Industrial Ecology (IE) is an emerging multidisciplinary field. University departments and higher education programs are being formed on the subject following the lead of Yale University, The Norwegian University of Science and Technology (NTNU), Leiden University, University of Michigan at Ann Arbor, Carnegie Mellon University, University of California at Berkeley, Institute for Superior Technology in Lisbon, Eidgenossische Technische Hochschule (ETH) Zurich, and The University of Tokyo.
IE deals with stocks and flows in interconnected networks of industry and the environment, which relies on a basic framework for analysis. Among others, Input-Output Analysis (IOA) is recognized as a key conceptual and analytical framework for IE. A major challenge is that the field of IOA manifests a long history since the 1930s with two Nobel Prize Laureates in the field and requires considerable analytical rigor. This led many instructors and researchers to call for a high-quality publication on the subject which embraces both state-of-the-art theory and principles as well as practical applications.
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